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入院中でも出来る【からだコーチング】 入院中でも出来る【からだコーチング】
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メンタリング入門 (日経文庫) メンタリング入門 (日経文庫)
/ 日本経済新聞社 / 日本経済新聞社 /
丁寧に書かれた入門書です。
『メンタリング』という言葉は、「メンタル(mental)」からきている言葉だと思っていました。
これが、「メントル」という人物の名前が語源とは...メンター度のチェックに続く、この章から
始まります。

読み進めていくと、
「これができるのだろうか...」、「いったい、これをできている組織があるのだろうか...」、
そんな思いになります。こんな時は、そのまま読み進めるのを休んで、
『4.組織がメンター制度を導入するとき』
に飛んでください。
冷静になれます。

メンタルヘルスのお話には、「積極的傾聴」という言葉がでてきます。
カウンセリングのフィールドで使われきた言葉です。
メンターに必要なことは、カウンセラーに要求される能力と似たものがあります。
「(ある)人を支援する」ということから考えれば、あたりまえのことなのですが。

組織の中で「メンタリング」をうまく機能させることができるかは、
「メンター」のための『メンター』がいるか と、
「メンター」が現場で人と向き合って、なかなかうまくいかない時に自分の支援の
仕方に対してアドバイスをもらえる場である『スーパーバイズ』を受けられるか、
ではないかと思います。

丁寧に書かれた入門書です。
次は、「メンター」のための『メンター』と『スーパーバイズ』について深めている
本を探してみます。

メンタリング制度の導入を考えている企業の担当者は、必読です。
渡辺三枝子、平田史昭という当代きっての筆者が理論と実務の両面から、真摯にメンタリングについて切り込む。
さらっと読むと、類書との違いが分からない。しっかり読みたい。
「メンタリング」って、ちょっと前までの日本企業に当たり前にあった「徒弟制度」ですよ。
でも安易に自社に導入するその前に、相手を受け入れ、依存させず、やがては離れていくことが究極の目的である「メンター制度」の本質を、この本で十分に理解していただきたい。
誰だってやる気に満ちて企業に入社しているはず。誰にも「やる気を損なわせる権利」なんて無いはず。
しっかりと、慎重に導入しないと、折角の人財を無駄に使い捨てしていることになる、と私なんかは思います。
メンタリング制度の導入を考えている企業の担当者とメンターに指名された方は、必ず読んで欲しい。


本筋を押さえた入門書。
「メンタリング」について書かれた本の中には、リーダーシップ論やコーチングの技法論と同じになってしまっているもの散見し、短期間でパフォーマンス向上を求めることが直接目的であるかのような書かれ方をしているものもあります。
本書では「メンタリング」の目的を、メンティ(メンタリングを受ける人)の「キャリア発達を援助する」ことであるとし、メンターがメンティに向き合う際の姿勢を重視するとともに、メンター自身の成長をも促すとしていて、そうした考え方のベースにカウンセリング理論があることが読み取れます。

最終章では、企業内で「メンター制度」として導入し運用する際のポイントが述べられていて、メンティに希望するメンターを選ばせる「ドラフト会議方式」などは、メンターの本来の姿は自然発生的な私的なものであり、制度はその仕掛けであるという考え方からすれば、納得性の高いものと言えます。

新書ゆえの簡潔さで、物足りなさもあるかも知れませんが、入門書ほど著者の「見方」が入るものはないかもしれず、個人的には著者の「見方」は「メンタリング」の本筋を押さえたものだと思います。
メンターを志す方は、本書を足掛かりにカウンセリング心理学の本などに読み進むのもいいのではないでしょうか。

「で?」の一言で、部下の意欲に火をつける──人を動かすコーチの9つの習慣 (講談社+α新書) (講談社プラスアルファ新書) 「で?」の一言で、部下の意欲に火をつける──人を動かすコーチの9つの習慣 (講談社+α新書) (講談社プラスアルファ新書)
/ 講談社 / 講談社 /
著者の本の中では地味ですが・・
・この著者の本の中では地味であり、手に取られる率が少ないかもしれないが、
 「職場スイッチ」という本とほぼ同一内容ながら、こちらの方がしっくりきた。
・こうした読みやすい指南書は、一見おいしいことが書いてあるので、同じ著者
 の本を次々手に取ってしまい勝ちだが、どんどん陳腐な読書体験になっていく
 のでやめた方が良いかもしれない。
 そんな中で、この本は手ごろでミーハー的な感じが少なく、手に取りやすい。
・下手に部下を操作しようとか、教育しようといった思いは持たない方が良いの
 ではないかと最近感じる。それは、日ごろからもっとその部下に関心を持ち、
 本気で彼(彼女)に関わろうとしていないからと指摘されるかもしれない。
 まずは相手の思考論理を知るために、質問するところから始めてみたい。
・自分の思考のフレームワークになりそうなヒントについては、実際に使ってみて
 自分のものにできれば、これらの本の役目は果たされたと言えるのだろう。
 ボイスインザヘッドやパコの技術はそう感じた。
セルフコーチング~あなた自身を「最高の自分」へと導くために~ セルフコーチング~あなた自身を「最高の自分」へと導くために~
/ 文芸社 / 文芸社 /
目新しさはないが、具体的にすぐ自分の行動を変えられる
それほど目新しい内容はありません。

悪く言えばこの種の本にありがちな、抽象的な表現も目立つ。最高の自分とか輝くあなたとか。
心の筋肉、ストッパー...わかったようなわからないような?

でも、ちょっとした行動の変化が、大きな心の変化を来したり、ちょっとした心の変化が大きな行動の変化をもたらしたりするんだなぁということに、この本のおかげで気付きました。

いい本だと思います。
普通の本です
メンタルトレーニングの本としては、ごく普通の内容です。
この手の本を読んだことの無い方にとっては一見の価値はあると思いますが、多少なりとも知識のある方にとっては、真新しさは感じられない内容です。
あくまで個人的な感想ですが、知識だけで経験の薄い先生にメンタルトレーニングを教えられているような、そんな印象を受けました。
目からうろこが落ちる!
私、個人的にはいくつかの自己啓発系の本を読んできて
少しですが、疑問に思っていることがあって
ずっと心に残っていました。
八巻先生の本にその答えが載っていました!
そして何よりわかりやすく書かれています。
わかりやすく、というよりは噛み砕いてあるという感じ。
ある意味、自己啓発だとか心のケアだとかの
「原点」になるような気がします。

女人禁制の本なのか??
生意気を言うようで申し訳ないが、読者を男性限定に想定しているとしか思えない箇所がありすぎてこれで「一人でも多くの方が」は無いでしょ?と思い正直がっかりした。(実用書や自己啓発書で特に日本人作者には往々にしてあるとはいえ⇒なんとかならないものか?) 
 前述の方も言っておられたがたしかに内容も他の本とあまり変わらない気がする。「コップの水」や「アフリカで靴を売る」話など使い古されている逸話を新しく話すように紹介されているがあまり真新しいモノがなく期待しすぎてがっかりしてしまった、というのが読み終わってのかなりの感想である。
 とはいえ、文字も大きく読みやすいというのはたしかなので、はじめてセルフコーチングを目指す男性会社員の方は一度読まれてもいいかと思います。

実際に使える本
うすっぺらい本ですぐに読める本。
しかも、たいして新しい内容がない本にも感じる。
どこかの本をコピペしただけの本か?と思ってしまいそうだった。

だが、よく読んでみると、誰にでも実践できる内容、断片的には誰でも感じていた内容がきれいにまとめられた本だということがだんだんわかってきた。

なぜか、私は、学生の時のよくまとめられた「ノート」を思い出した。
少なくとも、私はこの本で、まだ若くて、自分が自信をもって生きていた頃の事を、
忘れていた大事な事をいくつか思い出させてくれた。

とてもよくできた人生のノートだと思う
主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント 主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント
/ ディスカヴァー・トゥエンティワン / ディスカヴァー・トゥエンティワン / 伊藤 守 /
行動の際にいつも本書のキーワードを
オズの魔法使いを良く知っていれば、本書で言われた内容がもっと
物語とシンクロして伝わってくるのかもしれない・・
日本語の責任という用語には、責任を取らされる、自己責任、といった
ネガティブなニュアンスが伴いやすい。だが、本書のキーワードである
アカウンタビリティとは、「現状を打破し、求める成果を達成するまで、
自分が問題の当事者であると考え、自分の意思で主体的に行動しようと
する意識」のことである。
また、本文中にアカウンタビリティの高い人と対比されて、被害者意識に囚われ
ている人が出てくるが、「私のせいじゃない」「自分の仕事じゃない」と
いわゆる責任を回避する人のことだ。
そうした状態にあることを、本書では「ライン下に落ちる」と表現している。
日ごろ油断するとどれだけ被害者意識になりやすいことか。また、常に思考や
行動パターンがそうである人は周囲に山ほどいる。
PDCAサイクルの焼き直しといえばそれまでだが、自分自身で判断し、行動
しなくてはならない立場の人には必ず役立つ考え方と思う。
ヴィジョナリーカンパニー2を彷彿させる
企業事例がかなり盛り込まれていたのと、最近の自分が関心を持っている、なぜ仕事ができる人が業績をあげられないのか、
ということのヒントが得られたように思う。
結局、読むのに5時間かかった。

米国では初版は少し前に出ているとのこと。
調べると、確かにアカウンタビリティという言葉は英語ではリーダーシップと
関連づいているものがごろごろしているが、日本ではほとんどない。
この本がきっかけで、日本でも、特に若者にアカウンタビリティを持とう、
という認識が高まるのではないかと想像した。

オズの魔法使いというのも合わせて読み返してみた。
登場人物が、それぞれの目的地に、それぞれが得たいものに向かって一緒に協力して歩いていく姿は
今、社会的にもっとももとめられているものの1つではないかと思った。

若い企業家たちは、これを読むことで、以前ヴィジョナリーカンパニー2が
与えたようなインパクトを受けるのではないかと思う。


プロコーチのコーチングセンスが身につくスキル (スーパー・ラーニング 3) プロコーチのコーチングセンスが身につくスキル (スーパー・ラーニング 3)
/ あさ出版 / あさ出版 /
あり方を整理する
具体的に自分のあり方を振り返るときに、良い標石となる良書。
前半では、組織のリーダーのあり方について示唆に富んだ記述があり、後半では、コーチとしてもプレーヤーとしても、結果を出すために必要なエッセンスがまとめられている。センスをつかめれば、この本の価値はさらに高まる。

ファシリテーション入門 (日経文庫) ファシリテーション入門 (日経文庫)
/ 日本経済新聞社 / 日本経済新聞社 /
入門書としては、ハードルが高い
著者は、日本ファシリテーション協会会長である。
まずは定義から。

  ファシリテーションを一言でいえば、「集団による知的
  相互作用を促進する働き」のことです。(P21)
  
  もう少し具体的にいえば、「中立な立場で、チームのプ
  ロセスを管理し、チームワークを引き出し、そのチーム
  の成果が最大となるように支援する」(※)のがファシ
  リテーションです。(P22)
   ※『ファシリテーター型リーダの時代』からの引用
  
次に効果と必要なスキルが提示されていく..


よくまとまっている。ファシリテーションを極めていく人には手元にあ
ると便利だろう。私自身、ファシリテーションの実践者のはしくれとし
て、参考になることは多かった。
ただ入門書としては、ハードルが高いように思う。初心者がこの本を読
んで、ファシリテーションをしてみようと思うのかは少々疑問。本の題
名は「ファシリテーションハンドブック」の方が良かったのでは?
支援型リーダーという、あたらしいリーダーシップの形
読書会などの一般社会人の勉強サークルの中でファシリテーターをすることがあるので、読んでみました。

支援型リーダーという、あたらしいリーダーシップの形が紹介されています。
そういえば、「彼がいると場が和むけど、彼自身は直接生産性が高いわけではない」という人は、これまでは人事評価面では冷遇される傾向にあったのではないかと思いますが、こういった観点から見ることによって、やっと正当に評価してあげることができるようになるのかな?と思いました。

本書に載っていた実践的な内容を自分でも試してみようと思います。
黒子的な役割が好きな人におすすめ
どんな会議や打ち合わせでも問題であり不毛なのは、
誰が仕切って、誰が話を前に進めて、決定権を誰がもつのかが不明な場合であり、
また、ただのすでに内々で決定事項となっていることの追認だけの場合である。

ファシリテーションはこうした会議や打ち合わせにおける、
中立的な立場として、場のセッティングと議事進行に特化した役割であり、
実は表に立ちたくない黒子的な役割が好きな控え目な性格にうってつけである。

ポイントは、議長は黙って会議を聞き、最終的な判断だけ行うこと、
あくまで議論は中立的な立場のファシリテータのさばきによることである。

これだけでも徹底すれば、多くの不毛な時間とストレスは軽減されるだろう。


ファシリテーションがなぜ必要なのか、ファシリテーションは何を生み出すのかを知ることができる
ファシリテーションとは、「集団による知的相互作用を促進する働き」p.21である。「人を管理するのではなく、人と人との関係性を舵取りしていく方法を「場のマネジメント」と呼び・・それを促進するための実践的なスキルがファシリテーションなのp.27」だ。「現在では組織を巡る環境が複雑さをまし、変化のスピードが加速度的に上がってきてp.18」いる。「組織をとりまく環境がp.27・・・変化が絶え間なく起こるときは、ファシリテーションが適しているp.28」ファシリテーションは「成果に達するまでの時間を短縮p.30」する。「メンバーの相乗効果(シナジー)が発揮できる。P.32」「メンバーの自律性を育み、個人を活性化するp.33」」ファシリテーションの基本スキルは「場のデザイン-場をつくり、つなげるp.51」(「場をデザインする5つの要素p.60」は目的p.61、目標p.61,規範p.62、プロセスp.63、メンバーp.65)「対人関係のスキル-受けとめ、引き出すp.53」(「コミュニケーションの中で最も重要なのが・・・「傾聴」p.90」)「構造化のスキル-かみ合わせ、整理するp.53」(「話の前提となる知識、根拠(理由)、主張したい結論の三つp.123」が「論理の三点セットp.123」)「合意形成のスキル-まとめて、分かちあうp.54」ファシリテーションがなぜ必要なのか、ファシリテーションは何を生み出すのかといった根本的な点からと説き起こし、その基本的なスキルの概略的な説明までしてくれる。体験学習、地域コミュニティづくり、ビジネス分野の支援型リーダーといった異分野融合スキルの格好の入門書。
ファシリテーションを知りたい時、人に伝えたい時のテキストに最適
2004年に刊行された本です。
当時から比べると、「ファシリテーション」はかなり市民権を得てきたようです。
手ごろな入門書もだいぶ増えてきましたが、この本ではファシリテーションの必要性や、
応用範囲、方法論など、非常にコンパクトでわかりやすく、体系的に網羅,説明されており、
今読んでも参考になることばかりです。

ファシリテーションに興味を持った人が最初に手に取る、あるいは誰かにその魅力を伝える際の
定番のテキストになるのではないでしょうか。
お勧めです。

ママでいるのがつらくなったら読むマンガ―ココロに即効!読むサプリメント ママでいるのがつらくなったら読むマンガ―ココロに即効!読むサプリメント
/ 主婦の友社 / 主婦の友社 / つちやまなみ /
ママにあげました
ネットで買って、
ママにあげました。

ママは子供が昼寝している間に、
1時間くらいで読み終わり、

「参考になるところはあるね。」

と、
いっていました。

その後私も読んでみましたが、
ママの気持ちが少しわかるかなと思いました。

特に、
怒りは期待の裏返しである、
というところは、
そうかもなと思います。

子育ても、夫婦の関係も、
自分の期待が裏切られることに、
腹が立つわけです。

逆に言うと、
相手にまったく腹が立たなくなったら、
終わりなのかもしれません。
ママだけじゃないですね
この手の本ってどれも一緒のことが書いてあって
読んだ時は納得するけど実践するのは難しい。
だから今回もそれほど期待していませんでした。

だけど今までの本とはちょっと違いますね。
マンガだから?
とても身近に感じられる事例がてんこ盛りで、
妙に楽しかったし、笑えた。心が軽くなりました。

家族も読んでくれたんですが
小学生の子供は「学校で使える」と気に入ってますし、
夫も「これってママは外していいんじゃない?」と言ってました。

マンガを通じて家族間のコミュニケーションも
改善されてきた気がします!

パパにもお勧めですよ
この本は、パパが読んでもお勧めですよ。
最近のイクメンの方々にもとっても参考になると思います。
子育て中の誰にでもある身近な出来事を題材にして、
具体的に、しかも、漫画でとても判りやすいです。
一読の価値あり!


おすすめです!
とっても温かい絵のタッチで心が軽くなります!
通勤電車の中で読んだ私は
笑いをこらえるのに苦労し、思わずウルッとくる言葉に涙をこらえるも大変
リラックスできる場所で読むのをおすすめします
わかりやすい!
マンガだから分かりやい!
子育てしていると、頭では分かっているんだけど、
つい怒ってしまう事が多い。
その子育中のイライラモヤモヤの理由と対処法を、
理論ではなく感覚的に教えてもらえます。

何だかモヤモヤイライラしているお母さんにおススメです!

リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま (光文社新書) リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま (光文社新書)
/ 光文社 / 光文社 /
本のタイトルを読み返すだけでも価値のある
社会人のすべてがなりたくてリーダーになる訳ではない。企業組織の中で仕方なくリーダーに指名されてしまう人もいる。どうしたらいいのだろう?と悩み続けるのは馬鹿馬鹿しい。背延びをしても、部下たちにあっさり見抜かれてしまう。われわれ普通の人間は、経験を積んで試行錯誤を繰り返し、次第にリーダーらしくなっていくのではないだろうか。

誰もが増田さんのようになれるわけではない。でも、増田さんは普通の人にも見える。
自分に言い聞かせてみたらどうだろう。「自然体でいいんだよ。無理せず、飾らず、ありのままで・・・」と。最初はぎこちないかもしれない。自然体といっても、緊張すると不自然なってしまうのが人間の性ではないか? でも、訓練すれば何とかなりそうだ。この本は、仰々しいことを言わずに、いつのまにか自分もリーダーになれるのではないかという希望と勇気をあたえてくれる。

金井先生との連携も見事だ。先生はオーケストラの全パートを知り尽くした指揮者のようだ。しかし、前面にでることなく、増田さんにソロを歌わせている。自由に延び延びと。まるで、指揮者のカラヤンのように。

ソプラノ歌手だったエリザベート・シュワルツコップが、「カラヤンの指揮するオーケストラ伴奏でソロを歌うとき、塩分の濃い海で泳ぐときのように、沈むことなく安心して歌える」と言っていた。オーケストラの音量で声が掻き消されないよう大声を張り上げなくても済むからだ。

増田さんのソロは、壮大な想いを語り、日本人の誇りを呼び戻す。
「日本人が日本人であることに誇りと自信をもって、100%自分自身であることによって、世界に貢献する」

ナイキの採用面接のとき、増田さんは面接官のひとりに、こんな質問をする。
「 もしもこの地球上からナイキという会社がなくなったら、人類はなにを失いますか?」(P.136)
さらにこんな質問もする。「わざわざ外部から私のような人材を採らなければならないのは、ナイキは人材育成を大切にすると言いながら、ひとをそだててこなかったからではありませんか」(P.137)と。

最後に増田さんから読者に4つの質問をする。
ひとつだけ例をあげる。
「現在、あなたが職場を去ったとしたら、職場からなにがうしなわれますか。想像して答えて下さい。」

久しぶりに本を読んで爽やかな気分になった。自分の自然体を想像してみたからかもしれない。
深くて面白い。経営者にもおすすめ
非常に読みやすく面白くそして一気に読める本でありながら、経営書としてもリーダーシップの書としても驚くほど示唆と洞察に富んだ味わい深い本である。

著者の増田弥生さんが「ふつうの人でありながらすごいことをしている」ということが、その著書においても具現化されているかのようである。平易な表現でありながら実に深い。理論的解説が最小限なのに、ハラに落ちる。企業の中で実践している人ならではの迫力は専門家には及ばない。同じ会社員として響くことばかりだ。

新聞の書評を見て家族が買って来たのをきっかけに、一気に我が家でブームとなった。読む度に新しい発見があるため、回し読みに飽き足らなくなり家族4人とも購入し食卓の話題となった。 会社員の息子は色々トライしてみたいと前向きになっている。大学生の娘は就職先について本気で考え直している。私は、親業についても振り返りまた老親との関係までに思いが及ぶ。 

自分自身のマネジメントやリーダーシップについては、序章から終章まで考えっぱなしである。読者の立場や経験の度合や視点によって如何ようにも読めるという点でもビジネス書としてけだしユニークである。 企業経営者には耳の痛い部分もあるが今の日本が直面する課題も示唆する。

著者の、誠実でしなやかに自分の人生に向き合い、色々なことに果敢に楽しみながら挑戦する姿勢が、ナビゲータのように、読む者自身の人生、働き方、在り方に意識を向けさせてくれる。理論ばかりのビジネス書とは対極にある。 ここまで自身の経験を淡々と丁寧に誠実に語ってくれたことに感謝したい。

それにしても、これほどの人材を発掘し登用するだけの器と能力が、今の日本企業にあるだろうか。真のグローバル企業になれるだろうか。グローバル企業の(つもりでいる)日本企業の経営者はこれを読んで本質的な違いに気づくであろうか。

いや、そんなことを言っている場合ではない。 出来ていない理由を探すのではなく、先ずは今すぐに私の行動を変え、自社から変えてみよう。

そんな勇気をもらえる一冊でもある。
リーダーシップとは?を考えるきっかけになる良書
 著者のキャリアを追いながら、リーダーシップとは何かをひも解いてゆくインタビュー形式で進められていますので、読みやすくてわかりやすい構成になっています。

 リーダシップとは何かということを考えるきっかけになりますし、著者がキャリアアップの過程でリーダシップをどのように発揮してきたかがよくわかり参考になる部分がたくさんあります。また、リーダシップは役職ではなく行動であることが本書を読み進むうちに自然と腹に落ちてくるのも著者の実例に沿った生き生きとした描写によるものだと思います。

 一方このような本でよくありがちですが成功者の体験談としてとらえると結果論としてリーダシップをうまく発揮したことによるキャリアアップの成功例となるので、著者視点からだけのインタビューではなくリーバイスおよびナイキの関係者のインタビューも多角的な視点としてほしいところです。

 リーダシップと聞くとなにか大層なものと思いがちですが、現時点で発揮できるリーダシップもたくさんあるということを気づかせてくれる良書です。古い本ですが、「静かなリーダーシップ 」と合わせて読むとより理解が深まると思います。
 
 また、著者がリーバイスの人事統括部長当時の論文が2001年のハーバードビジネスレビューに掲載されていますので興味がある方はそちらも読んでみると面白いです。


 
リーダーシップはみんなのもの
リーダーシップとは、ビジョンを示し、オレについてこい!と引っ張ることだと思っていたが、増田さんは、「何をするか」よりも「どう在るか」が大切だと繰り返し述べる。

組織は、構成員全てが100%自己表現でき、かつ継続して成長し続ける基盤があってこそ元気になるものであり、そのためには、リーダーは、”その人と関わることで自分らしく100%で居られる”存在であることが求められるとしている。

要するに、構成員全員がそれぞれのリーダーシップを発揮することなのだ。

人はみな、他人になろうと思っても決してなれるわけではないしなる必要もない。
生まれながらの自分をめいっぱい表現することしか出来ないし、むしろその方が本領発揮できる。

すごくシンプルなのに。

組織開発の先進である米国始め数多くの現場の経験に裏打ちされた増田さんの言動に納得しつつ、リーダーとは、いわいる上に立つものだけがリーダーなのではなく、僕でもリーダーになれるんだ、、、と気づかされる。

本書と出会った時、国政の閉塞状況から、有権者の一人として何でもいいから何かできることはないか、と自問していた最中であり、非常に参考になった。早速行動に起こそうと思う。

最後に、外国でも、日本人の持つ良さを自覚し、それを活かして組織に貢献された増田さんを日本人の一人としてとても誇りに思う。

できる人は放って置いてもできるようになる
この本には「できる人は放って置いてもできるようになる』ということが縷縷綴られている。
教える立場からものを言うなら,そういう人は放っておいてよくて,誰が教えなくても成長するので
あとは,著者の増田さんのように「転職してしまっても、会社の損害にならぬ」よう待遇や仕事の内容をきちんと考えてやることが必要なだけである。

会社にとって問題なのは,何らかの,不具合で(大抵面接などを担当する先輩社員が見抜く目をもっていないことに起因する。つまり,会社が腐り始めている)
入社試験を突破してしまった出来無い奴である。これをどう処遇するのか。
それを書いたすぐれて見識ある本はまだない。

自分は勝間和代氏よりすごいのに勝間和代には到底及ばない立場にいて,それでいて勝間本を読むのは嫌だという
ねじれた上に屈折した人にはこの本はおすすめである。

あと,金井という学者の人の解説は,全くいらない。蛇足である。
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